伊藤忠アーバンコミュニティ 株式会社 様

エスコさんとの取引は、もう12～13年ほど前からになるでしょうか。
電子ブレーカー自体は知っていたんですが、エスコさんに正式に紹介してもらって未導入の物件に導入するところから始まりました。

私にとって、「エスコさんといえば」という営業さんがいるんです。
当時、マンションの電気料金を確認するには、短冊みたいな形の冊子があって、それをマンションのフロントの人に確認して…という作業をして集めていました。1～2件ならいいのですが、それが200件とか重なると、とにかく大変です。
その営業さんは「僕がそれを全部集めてきて、週1回お届けします！」と言って、本当に全物件分集めてきて、週1回届けてくれるようになったんです。

一つ一つは大したことなくても、数が集まると手間がかかるし、重いしで大変だったと思いますよ。
でもその方は自らすすんでやってくれて、その一生懸命さに心打たれてしまったんです。

もう、ずいぶん前のことなんですが、本当によく覚えています。
エスコという会社は、すごく動きが軽く、一生懸命な会社なんだと思い、そこからずっと付き合いが続いています。

現在は、担当が変わっていますが、エスコのDNAは変わらないままですね。
今の担当者もすごく一生懸命で頑張ってくれています。

比較的、高級なマンションで電子ブレーカーを導入したときのことが、印象によく残っていますね。
そのマンションは、本当にそれが必要かどうかをしっかり吟味してくださる管理組合さまでした。そちらに電子ブレーカーをエスコさんと提案したところ、なんと2回の説明で即決定となりました。

事前に管理組合さまからの質問を想定して問答集を作ったり、レクチャーしたりといろいろ準備をしていたのが、うまく活かされたと思います。
何より、管理組合さまに喜んでもらえて、マッチングがうまくできたことがとても嬉しかったですね。

この件でまったく問題なく導入することができたので、私としても自信をもって違う部や課にも「こういうときはエスコさんを呼んだ方がいいよ」と声をかけるようになりました。

実は今、エスコさんとの情報連携・進行管理はすごくうまくいっている実感があります。

これまで、エスコさんとの連携は、エスコ営業担当者がそれぞれの物件のフロントに連絡をしていただき、そこから情報を得るやり方をしていました。
しかし、そうするとどうしても物件ごとに進捗に差が出てきてしまい、うまく回りきらない状況でした。

そこでまずは、伊藤忠アーバンコミュニティとエスコさんとで、2on2を月1回必ず実施することにしてコミュニケーションを強化し始めました。
さらに、伊藤忠アーバンコミュニティ側にマンションのフロントとエスコさんをつなぐ専任の担当者を置くことにしたんです。
そういった取り組みの成果で、どの物件もその専任のもとに情報が集まり、社内で情報をしっかり網羅することができるようになりました。
そのうえで、エスコ担当者と話をするので、情報の密度は濃いし、進捗も早い。

この体制にすることで、精度高く、いろんな物件を進行することができるようになりました。この取り組みは、エスコさんとの取り組みだけではなく、社内の統制にも活かしていきたいと思っています。

私達の仕事は「マンションの管理」ですが、私達だけでは何もできません。
マンションの居住者様が生活しやすい環境を作ることがもっとも重要なことですが、私達は車も持っていなければ、道具だって持っていない。
「マンションの管理」に必要な、改修工事や清掃業務、消防、水回りなどの点検などは、私達に協力してくれる人がいてくれるから成り立っています。

エスコさんは、私にとって一緒にやってくれる「Win-Win」の関係を築ける大切なパートナーなんです。
私はこれまでずっとその姿勢を貫いてきましたし、これからもそれは続けていきたいと思っています。その関係が、お客様にとってよりご満足いただけるマンション生活へとつながっていくと信じているからです。

パートナーは、どちらかが抜けたら成り立ちません。
まだまだ、未開拓の物件も商品も残っています。お客様のより良い環境のため、ぜひパートナーとしてこれからも一緒に取り組んでいきましょう！