日産部品埼玉販売株式会社 様
電子ブレーカーの併設で、低圧電力のまま急速充電器を設置。キュービクル設置に 必要な工事費250万円相当が不要に。ランニングコストも共に削減。
>>導入背景(導入前/BEFORE)
急速充電器を設置すると高圧電力に契約変更が必要に。キュービクルの設置工事は250万円相当。それが導入に踏みきれない大きな要因に。
当社(日産部品埼玉販売株式会社)では、電気自動車用の急速充電器設置を自動車整備工場を持つお客様に推進しており、有限会社オートルックさんでも検討をしていただいておりました。しかし、設置予定の急速充電器の設備容量が49kWのため、高圧電力への契約変更が必要になり、キュービクルを入れなければなりませんでした。 キュービクルの設置工事を伴うと約250万円の追加工事費用が発生してしまい、保安点検費も月々 15,000円程度発生してしまうため、お客様の方でも導入に踏み切れず困っておりました。 そんな中、電子ブレーカーを併設することで、高圧電力に契約変更する必要がなくなると知り、エスコさんに導入をお願いする事にしました。
東電への申請から工事まで、全ておまかせ。緊急対応など、アフターフォローもしっかりしているのが導入の決め手。
以前に弊社のお客様へ電子ブレーカーを紹介した経緯もあり、商品への不安はありませんでした。エスコさんは緊急対応などのアフターフォローもしっかりしており、信頼がありました。しかし、東電への契約電力変更の申請には予想以上に時間がかかりましたね。メーターや電線を交換する工事が必要になり、1ヶ月くらい待たされましたが、電力会社との工事内容の協議や日程調整などもすべてエスコさんがやってくれたので問題ありませんでした。
>>導入成果(導入後/AFTER)
電子ブレーカー併設で、低圧電力のまま急速充電器を設置可能に。キュービクル設置工事費と月々の保安点検費が不要に。
本来ならば、急速充電器と他の設備の電力合計で50kW以上になるため、高圧電力となりキュービクルが必要になるところ、 電子ブレーカーを併設することで、低圧電力(35kW)のままの契約ですみました。キュービクルを設置した場合は、250万円程度の追加工事費と、保安点検費が毎月15,000円程度発生してしまいます。この費用をかけず、さらに基本料金も通常より月額10,000円程度割安になりますので、かなり良い提案ができました。
設置コスト、ランニングコスト共に割安に。急速充電器普及に、心強い商品。
急速充電器導入に伴いキュービクルの設置が必要になってしまうと、導入をあきらめてしまう施設も多いのですが、低圧電力のまま充電器が設置できるこの提案は、どの現場でも大変歓迎されると思います。電子ブレーカーを併設することで設置コストとランニングコストを両方割安にできる良い商品ですね。また、すでにキュービクルを持っている高圧電力の施設も、急速充電器専用に低圧電力を新設する「1施設2受電」が、平成24年4月以降、各電力会社で正式に認可されたので、様々な施設の契約状況に対応できると予想されます。今後、電子ブレーカーの併設や、1施設2受電を活用して急速充電器の普及を進めていきたいと思いますので、是非ご協力をお願いします。
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