GLOSSARY用語集

エアカーテン

えあかーてん

解説:

「エアカーテン」とは「空気を使った壁」のことです。強力な空気流を用いて空気の壁を作ること、あるいはそれを可能にする機械をいいます。

これによって、冷暖房で作った冷たい(暖かい)空気を外に逃がさないようにしたり、害虫の侵入を防いだりします。このような性質を持つため、エアカーテンは、施設の入り口に設けられることが一般的です。

エアカーテンの場合は物質的な「壁」ではないため、圧迫感がなく、開放的な空間を作り出しやすいというメリットがあります。そのため商業施設や店舗でもよく用いられます。

また、エアカーテンは新型コロナウイルス(COVID-19)下でも注目を集めました。エアカーテンを使うことで、ウイウルスを防ぐことができると考えられており、実際に商用化もされています。

新しいウイルス対策方法として注目されているエアカーテンの活躍の場は、もはや商業施設や店舗だけには限らなくなっているといえるでしょう。
出典:日刊工業新聞「新型コロナ/神戸大など、エアカーテンでウイルス防ぐ」
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00567397

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