GLOSSARY用語集

カーボン（carbon）とは、炭素のことで原子番号6の元素（元素記号：C）です。語源としてはフランス語の木炭を意味する「carbone」が由来となっています。現在、カーボンファイバー（炭素繊維）で強化されたプラスチックである炭素繊維強化プラスチック（CFRP）が軽量化を目的にさまざまな場面で使用されています。

また、カーボンはカーボンニュートラルなど、「カーボン〇〇）という言葉で用いられることがあります。この場合、カーボンの言葉は温室効果ガスの一種である二酸化炭素を指す言葉として用いられることが多く、脱炭素化に向けた言葉に利用されています。

脱炭素化に向けたカーボン〇〇の言葉の例としては、以下の通りです。

• カーボンニュートラル：二酸化炭素をはじめ、温室効果ガスの排出量を実質ゼロの状態にすることを指す言葉
• カーボンオフセット：完全に削減できなかった温室効果ガスの排出量を別の形で埋め合わせ（排出量を差し引く）ことを指す言葉
• カーボンリサイクル：二酸化炭素を資源として、炭素化合物にリサイクル（再利用）することを指す言葉

今後も脱炭素化に向けたテーマは注目されるため、「カーボン〇〇」などの言葉の意味を一度調べてみましょう！