GLOSSARY用語集
カーボンフットプリント
かーぼんふっとぷりんと
解説:
カーボンフットプリント(Carbon Footprint of Products)とは、全ての商品・サービスが作られてから捨てられるまでの過程の中で排出された温室効果ガスの量を追跡した結果、得られた全体量をCO2に換算して表示することです。原材料の調達・商品の精算・商品選び・商品使用時・商品廃棄時などに排出されるCO2の合計量を表したものが「カーボンフットプリント」になります。
カーボンフットプリントを実施することで、CO2排出量が見える化されるため、事業者と消費者の間で情報を共有してCO2排出量削減の推進が期待できます。見える化された情報をもとに、事業者ではさらなるCO2排出量の削減、消費者では低炭素な消費生活を意識していくことで脱炭素社会を目指すというわけです。
現在は、脱炭素社会(2050年までに温室効果ガスの中でも排出量の最も多い二酸化炭素(CO2)の排出を全体的にゼロを目指すこと)に向けて、さまざまな省エネ対策・再生可能エネルギーの推進がおこなわれています。カーボンフットプリントもその中の1つといえるでしょう。
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