GLOSSARY用語集

ナフサ

なふさ

解説:

ナフサは、原油から約30~200℃で分留される石油製品です。ガソリンと性質が近く引火点が40~47℃のため、ガソリン同様に危険物として取り扱いに注意が必要です。

ガソリンや灯油、軽油など用途がはっきりしている生産物は、目的生産物として石油会社が製造販売します。この目的生産物を精製した残りがナフサで、プラスチックを作る原料などに使われます。

ナフサなどの石油製品のもとである原油は、天然資源であり成分は完全に同一ではありません。そのため、原油から目的生成物を取り出してから生成するナフサの成分も少しずつ異なります。

国内で必要なナフサは、約62%を中東やアジアからの輸入に頼っています。

•ナフサの国産・輸入量(2018年)
国産:1,642万kl(38%)
輸入:2,702万kl(62%)
•ナフサの輸入国比率(2018年)
アラブ首長国連邦:5,713千kl(21.1%)
カタール:5,408kl(20.0%)
韓国:3,528kl(13.1%)
クウェート:1,884kl(7.0%)
インド:1,884kl(7.0%)
この用語のカテゴリー

お問合わせはお電話かメールにて承ります。
お気軽にご連絡ください。

0120-60-9444

10:00~12:00、13:00~17:00

※土日祝を除く