GLOSSARY用語集
ネガワット
ねがわっと
解説:
ネガワットとはネガティブと電力の単位であるワットを語源とする造語で、負の電力という意味です。
電気を使う際に本来100Wの電気が必要なのに対し、工夫をして80Wで済ませることができた場合、節電できた20Wは他の誰かが使うことができます。
そのため、節電できた20W分について「電気を使っていた人が発電したものと同等に扱う」というのがネガワットの考え方です。実際に節電している場所を「節電所」と呼ぶ場合もあります。
また、電気を使う側が積極的に消費する電力量をコントロールすることを「デマンドレスポンス」と言います。必要電力量に対する調整は、通常発電所で行います。しかし、デマンドレスポンスの取り組みを行うと自らが電力の需給バランスに貢献可能です。
ネガワットは、ネガワット取引としてビジネスに取り組まれるケースも登場しています。- 電気料金型デマンドレスポンス:電力需要が高まる時間帯の電気料金を割高にして節電をうながす
- インセンティブ型デマンドレスポンス:電力会社と契約し、電力会社からの要請に応じて節電をする
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