GLOSSARY用語集
一次エネルギー
いちじえねるぎー
解説:
一次エネルギーとは、自然から得られるエネルギーのことです。石油・天然ガス・石炭・水力・原子力・風力・地熱・太陽光などさまざまなエネルギーが含まれます。一方で、軽油や重油、熱などは一次エネルギーが消費者の使用方法にあわせて転換されたもので「二次エネルギー」と呼ばれます。また、二次エネルギーが消費されたエネルギーの総量は最終エネルギー消費と称されることがあるのも特徴です。
日本での一次エネルギーは、石油・石炭・液化天然ガス(LNG)などの化石燃料が大半を占めているだけでなく、ほとんどが輸入で賄っているため「エネルギー自給率が低い」のが特徴です。エネルギー自給率が低い場合、急激な価格高騰や下落、最悪は供給が止まるなどエネルギー安定供給の品質に影響を及ぼします。
現在の日本では、脱炭素化とあわせて太陽光をはじめとした再生可能エネルギーの推進をおこなっています。地熱発電や風力発電を含め、再生可能エネルギー発電の普及によってエネルギー自給率の向上を図っているというわけです。
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