GLOSSARY用語集
予備線と予備電源
よびせんとよびでんげん
解説:
予備線と予備電源とは、予備電力に関わる予備区分のことです。
予備電力:変電所など一般送配電事業者が送電する場合、通常は常時供給用の電線などの設備を使用します。この常時供給設備などに補修が必要になったり事故で送電ができなくなったりした場合を考慮し、希望をすれば予備の電線路から電気の供給が受けられます。
予備電源の対象となるのは主に「業務用季節別時間帯別電力」「高圧季節別時間帯別電力」「業務用電力」「高圧電力」の契約をしている場合です。また、予備電力の契約電力は、原則普段供給を受けている契約電力値と同じです。
予備電力にはふたつの区分があります。- 予備線:いつも供給を受けている常時供給変電所と同じ場所から、常時供給する場合と同位の電圧で供給を受け場合
- 予備電源:いつも供給を受けている常時供給変電所以外の変電所から電気の供給を受ける場合
予備電力にも電気の使用有無にかかわらず発生する基本料金と、1カ月の使用電気量に基づく電力量料金が発生します。また、力率割引および割増しはありません。
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