GLOSSARY用語集

低炭素

ていたんそ

解説:

低炭素化とは、二酸化炭素の排出量をおさえることです。

日常生活や経済の発展には、電気やガスなどのエネルギーが不可欠です。しかし経済活動に伴って発生する二酸化炭素は、地球温暖化の大きな要因になると考えられています。そのため、低炭素化は2016年11月に発効した「パリ協定」とも関連する世界的な重要課題のひとつです。

二酸化炭素をできるだけ排出させない低炭素社会の実現に向けて、以下のような取り組みが行われています。

  • 原子力などCO2を排出しないエネルギー、水素など再生可能エネルギー、非化石燃料の利用促進
  • 石炭や石油を原料とする火力発電の効率化
  • 「非化石価値取引市場」の創設

また身近な低炭素化として、行政が認定する「低炭素建築物」があります。

低炭素建築物は、省エネ法で定める省エネ基準に比べ「石炭や石油など自然界に存在する一次エネルギーの消費量がマイナス10%以上」となる建築物です。太陽光発電パネルや天井の遮熱、常時換気システム、床断熱などが設置されているほか、節水対策やHEMSなど一定以上の低炭素措置が講じられています。

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