GLOSSARY用語集

再生可能エネルギー

さいせいかのうえねるぎー

解説:

再生可能エネルギーとは、「太陽光」「風力」「水力」「地熱」「太陽熱」「大気中の熱、その他自然界に存する熱」「バイオマス」のように自然環境にある資源から創り出すエネルギーです。

昨今は石炭や石油など、化石燃料の埋蔵量が有限であるため、次世代のエネルギー需要をまかなう新しい方法が複数検討されています。再生可能エネルギーは「温室効果ガスを排出しない」「エネルギー需給率が低い国内でも生産可能」などの理由から注目されています。再生可能エネルギーの生産量が増えれば、エネルギー自給率の向上や長期的な発電コスト競争力向上などに貢献可能です。

国内では2030年をターゲットに、再生可能エネルギーの導入目標を22~24%にすることを掲げています。

2017年時点では、国内における主要な再生エネルギーの発電割合は16.0%です。
  • 水力発電:7.9%
  • 太陽光発電:5.2%
  • 風力発電:0.6%
  • バイオマス発電:2.1%
  • 地熱発電:0.2%

再生可能エネルギーの課題の1つ目はとしては高い発電コストが挙げられます。日本ではFIT制度を始めとして、コストの安定化が図られています。課題の2つ目としては供給の安定性が挙げられます。再生可能エネルギーは自然環境をエネルギー源としているため、季節や天候の影響を受けます。発電所を分散させることで、電力不足のリスクを下げる努力が行われています。

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