GLOSSARY用語集
壁構造
かべこうぞう
解説:
現在の工法・構造は実にさまざまです。「壁構造」もまた、そのような構造に分類されるものです。この「壁構造」について取り上げていきましょう。
壁構造は、「壁式構造」とも呼ばれます。一般的な住宅は柱や梁を持つことも多いのですが、壁構造の場合は、これらを用いません。
文字通り、「壁」だけで家を支えます。たとえば、壁式鉄筋コンクリート構造などがこれにあたります。
この壁構造の場合、部屋に出っ張りが生じません。そのため、非常にすっきりとした部屋になります。
また、断熱性や防音性に優れているため、快適な部屋を作りやすいというメリットもあります。地震大国日本においては「耐震性」が非常に重要視されますが、壁構造は耐震性にも優れているとされています。
ただ、「壁で支える」という構造上、「リフォームをして壁を取り除きたい」などのような希望を叶えることは基本的には無理です。また、窓などを広く設けた場合十分な強度を保つことができませんから、開口部に関しても制限を受けます。
この用語のカテゴリー