GLOSSARY用語集
小水力発電
こすいりょくはつでん
解説:
「水力発電」というと非常に大掛かりなものを想像してしまいますが、「小水力発電」はそのようなイメージを覆すものです。
小水力発電はその名前の通り、比較的小さいkw数で運用されるものです。世界的にはおおむね10,000kw以下とされていますし、日本の電力業界では「10,000kw以下は小水力発電とする」としていますが、この定義はそれほど厳密なものではありません。
日本の法律においては出力が1,000kw以下のものを「小水力発電」としているという実情もあります。
このような事情があるため、「小水力発電とはどれくらいのものか」「小水力発電とは何kw以下のものか」は、定義によって異なります。
なお小水力発電は、環境配慮型の発電装置とされており、一般河川や上下水道などで使われている水の力を借りて水車を回すものです。ただ、現在の日本の市場において小水力発電は、それほどメジャーではありません。ただし小水力発電の市場は、現段階では小規模ではあるものの、今後は伸びていくであろうと考えられています。
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