GLOSSARY用語集
断熱材と保温材
だんねつざいとほおんざい
解説:
「断熱材」と「保温材」は、似ているようで違うものです。国語辞書的な意味でいえば「断熱」は「熱が伝わらないようにするために使われる素材」をいい、「保温材」は「温度を一定に保つために使われるもの」をいう、となります。
ただ、建築の分野においては、断熱材は建築用に使われるものであり、保温材は工業用として使われるものであると解釈されます。
断熱材にしろ保温材にしろ、「どのような素材を、どのような厚みで選ぶか」によって断熱効果は変わってきます。
断熱材の種類は極めて豊富であり、羊の毛を使ったものもあればガラウウールを使ったものもあります。少し意外なところでは、古紙も断熱材として使われています。また、発泡プラスチックを利用した断熱材もあります。
それぞれの素材はそれぞれの特徴とメリット・デメリットを持っています。施設は長きにわたって活用し続けていくことが前提となりますから、それに合った素材を選んでいくことが重要です。
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