GLOSSARY用語集

新電力(PPS)

しんでんりょく(ぴーぴーえす)

解説:

新電力(PPS)とは、電力の小売全面自由化に伴い、新規参入した電力会社のことです。以前はPPS(特定規模電気事業者:Power Producer and Supplier)と呼ばれていました。

各地域の電力会社(東京電力、関西電力等)以外の電力会社を指します。2020年10月1日現在における登録小売電気事業者は679事業者、登録特定送配電事業者は30事業者います。

電力は「発電」「送配電」「小売」の3つにわかれています。新電力は電力の小売りを担い、小規模な店舗や一般家庭などの消費者に電力を販売します。

「発電」「送配電」は別の会社が担っているため、新電力と契約して自分の家だけ電力供給が不安定になるようなことはありません。また、賃貸やマンションでも契約名義者の申請により電力会社の切り替えが可能です。

万が一、新電力会社が事業を停止した場合でも、各地域の電力会社が暫定的に給電を行うため、自宅の電気が突然使えなくなることはありません。

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