GLOSSARY用語集
水力発電
すいりょくはつでん
解説:
水力発電は、水が流れるエネルギーを動力に変換して行う発電方式です。
水力発電の方式
- 流れ込み式(自流式)水力発電:川の水をそのまま発電所に引き込んで発電する方法。水量により発電量が変わる
- 調整池式水力発電:貯水池から水を引き込んで発電する方法。発電量の調整が可能
- 貯水池式水力発電:河川をダムでせき止め、ダムから水を引き込んで発電する方法。発電量の調整が可能
- 揚水式(ようすいしき)水力発電:発電所を中心に上と下の両方に調整池があるのが特徴。エネルギーがより多く必要な昼間は調整池式水力発電と同様に発電を行い、夜は余剰電力を使いって下の調整池に貯まった水を上の調整池に戻します。
出力が大きい主な発電所
揚水式
- 奥多々良木(兵庫県):市川・円山川水系
- 奥清津・第二(新潟県):信濃川水系
- 奥美濃(岐阜県):木曽川水系
- 新高瀬川(長野県):信濃川水系
- 大河内(兵庫県):市川水系
揚水式以外
- 奥只見(福島県):阿賀野川水系
- 田子倉(福島県):阿賀野川水系
- 佐久間(静岡県):天竜川水系
- 黒部川第四(富山県):黒部川水系
- 有峰第一(富山県):常願寺川水系
この用語のカテゴリー