GLOSSARY用語集
法人事業概況説明書
ほうじんじぎょうがいきょうせつめいしょ
解説:
法人事業概況説明書とは、法人税法に定められている書類で、法人が確定申告書を提出する際には必ず必要となる決算書類のひとつです。税務署が法人の事業状況を把握するため利用しています。
詳細は国税庁が作成した「法人事業概況説明書の書き方」という資料を参照ください。
法人事業概況説明書に記載する項目は18種類あり、法人名や事業内容、従業員数、取引状況、経理の状況など必要事項をまとめて記載します。
経理の状況の項目(抜粋)- 現金出納や小切手振出しの管理責任者の氏名
- 管理責任者と代表者との関係
- 当期の取り扱い源泉徴収対象所得
- 消費税の経理処理の方法
- 登記の消費税の課税売上高
また、法人が、子会社のように完全支配関係がある他の法人を有する場合には、法人税の確定申告書に対象となる法人との間にどのような関係があるのかを系統的に示した図(出資関係図)の添付が必要です。出資関係図は、会社を複数経営している場合、その株主が、家族のみなどの場合などでも作成が必要です。
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