GLOSSARY用語集

無停電電源装置

むていでんでんげんそうち

解説:

無停電電源装置は、直流電源装置と対になって語られることが多いです。※直流電源装置の解説はこちらをご覧ください。

直流電源装置が直流と関係するのに対し、無停電電源装置は交流の電気と関わります。交流の場合、電気と電圧が周期的に変化をしますが、これを整流器で調節して使うことになります。

主にパソコンのバックアップや向上機器などを非常時に動かすために使われているのが、この「無停電電源装置」です。意外に思われるかもしれえませんが、航空管制塔などでも無停電電源装置が使われています。

無停電電源装置は、直流電源装置とは異なり、インバーダーを通して電気を使う必要があります。このため直流電源装置ほど安定はしません。このような性質を持つため、消防法などで定められているもの(非常時につく照明など)は、無停電電源装置ではなく、直流電源装置が使われるのが一般的です。

なお、無停電電源装置は「UPS」ともいわれます。これは“Uninterruptible Power Supply”の略称です。

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