GLOSSARY用語集
産業保安監督部
さんぎょうほあんかんとくぶ
解説:
産業保安監督部とは、保安確保を必要とする業種の事務を行うために設けられたものです。
ここでは「電気・電力」の項目で取り上げていますが、実際には産業保安監督部が監督する範囲は多岐に及び、都市ガスや高圧ガス、火薬、鉱山などについても、この産業保安監督部の管轄となります。
この産業保安監督部は、意外なほどに数が少なく、全国で10個しかありません。
現在は「北海道(札幌)」「宮城(仙台市)」「埼玉県(さいたま市)」「愛知県(名古屋市)「富山(富山市)」「大阪府(大阪市)」「広島県(広島市)」「香川県(高松市)」「福岡県(福岡市)」「沖縄県(那覇市)」です。「どの県にもある」という性質のものではないのです。
なお、産業保安監督部は非常に重要な役目を担っており、ここに申請を行わなければ通らないものもあります。たとえば、外部委託承認制度がそうです。外部委託承認制度は「電気工作物の保安業務を外部に委託する」という性質のものですが、これは産業保安監督部の承認を受けなければなりません。
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