GLOSSARY用語集

設備容量

せつびようりょう

解説:

使用する設備が、どれくらいの電力を消費するかの総容量を「設備容量」といいます。

電力会社との契約において、設備容量以下の契約をしてしまった場合、受容設備のすべての機器が使用された場合、契約容量を上回ってしまうため、ブレーカーがトリップする原因となります。

逆に設備容量に対して契約容量が過大であった場合、不必要な費用を支払わなければならなくなります。

設備容量を把握することにより、必要なブレーカーの容量がわかります。

設備容量の計算については、設備や物(特に、エアコンなどの季節要因によってよく使うもの)や照明器具(夜は使うが昼は使わないなどの、時間要因によって左右されるもの)によって変化します。

このため、一概に設備の総容量を合算したものをではないと考えられています。

使用されるすべての電気設備の容量の合計が、契約容量を上回っていたからといって、それが問題に直結するわけではありませんが、ブレーカーが非常に頻繁に落ちる場合は見直しが求められます。

またビルや建物の管理においては、設備容量の計算はコストの削減につながるため、過去のデータから建物によって使用される電気設備の容量を、季節や時間を元に、過去の例から算出するのが望ましいでしょう。

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