GLOSSARY用語集
電流計
でんりゅうけい
解説:
「電流計」という言葉は、「電圧系」同様、比較的なじみ深い言葉であるといえます。
文字通り、「(その回路に流れる)電流を計るための電気計器」であり、広く使われています。
なお、電流計には直流用電流計と交流用電流計の2つがあります。
電流計は、回路に対して直列につなぎます(電圧系の場合は並列につなぎます)。電流計には、接続する端子として、プラス端子1つとマイナス端子3つを持っています。
なお、3つのマイナス端子にはそれぞれ「計ることのできる電流の上限値」が設定されています。
これ以上の電流を流してしまうと、電流計は故障してしまいます。このような性質を持つため、電流の大きさが分からない場合は、まずは一番数字の大きい端子で計っていくことになります。
なお、その上限以上の電流を計る際には、分流器を用いることになります。
分流器は、電流計に並列に接続することで、電流を電流計と分流器の2つに分けて流すことができるもので、これによって大きい電流であっても測定できるようになるのです。
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