GLOSSARY用語集

非常用予備発電装置

ひじょうようようびはつでんそうち

解説:

「災害に対する日ごろの備えが大切」とよく言われていますが、それは電気の世界であっても例外ではありません。電機業界においては、「非常用予備発電装置」というかたちで非常時に備えます。

非常用予備発電装置は、非常電源・予備電源に分類されるものです。そのため、通常時は使うことはできず、非常事態下でのみ稼働します。

非常用予備発電装置は、
  • 電気設備技術基準法
  • 消防法
  • 建築基準法
の3つの法律によって分けられているものです。

この非常用予備発電装置には、「防災用」と「保安用」の2つがあります。防災用は消防法と建築基準法によって定められたもので、スプリンクラーなどがこれにあたります。保安用は、保安設備に電力を与えるために使われるものです。

非常用予備発電装置は法律によって定められたものですから、法定点検が必要になります。「接地はしていたけれどもきちんと点検していなかった」などのような状況になった場合、非常時にも動かせなくなる可能性があるため、きちんと定期的に点検を行わなければなりません。

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