GLOSSARY用語集
非常用予備発電装置
ひじょうようようびはつでんそうち
解説:
「災害に対する日ごろの備えが大切」とよく言われていますが、それは電気の世界であっても例外ではありません。電機業界においては、「非常用予備発電装置」というかたちで非常時に備えます。
非常用予備発電装置は、非常電源・予備電源に分類されるものです。そのため、通常時は使うことはできず、非常事態下でのみ稼働します。
非常用予備発電装置は、- 電気設備技術基準法
- 消防法
- 建築基準法
この非常用予備発電装置には、「防災用」と「保安用」の2つがあります。防災用は消防法と建築基準法によって定められたもので、スプリンクラーなどがこれにあたります。保安用は、保安設備に電力を与えるために使われるものです。
非常用予備発電装置は法律によって定められたものですから、法定点検が必要になります。「接地はしていたけれどもきちんと点検していなかった」などのような状況になった場合、非常時にも動かせなくなる可能性があるため、きちんと定期的に点検を行わなければなりません。
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