GLOSSARY用語集
LPG
えるぴーじー
解説:
LPG(液化石油ガス:Liquefied Petroleum Gas)とは、プロパンやブタンなどから作られたガスの総称です。
LPガスを燃やした場合に排出される二酸化炭素の量は、原油を1とした場合指数換算で0.86です。これは都市ガスの0.73より高く、灯油の0.98、ガソリンの0.99よりも低いです。そのため、化石燃料の中では比較的環境に与える負荷が小さいエネルギーです。
LPGの特徴- 圧力をかけると簡単に気体から液体に変化する。特にブタンは低温にすることでも液化が可能
- 空気より重いため空気中では下に貯まる(ガス比率:プロパン約1.5、ブタン約2.0)
- 燃やす際に大量の空気が必要で、1立方メートルのプロパンガスの場合、約24倍の空気を要する
- LPGは無色無臭ですが、ガス漏れ時に気が付くよう硫黄系の化合物でにおい付けされている
都市ガスはガス管で供給されますが、LPGの場合はガスが入ったボンベをガス事業者が配送します。
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