GLOSSARY用語集

接地

せっち

解説:

「接地」は、「アース」とも呼ばれます。地面と電気設備機器・電路を接続させることを意味する言葉なのですが、「基準電位地」を指す意味で使われることもあります。

接地があると、感電リスクが下げられます。たとえば電気製品に不具合が起こり、漏電が起きたり過電圧が加わったりした場合、接地がないと電化製品が故障してしまう可能性が高くなります。

またそのような状態にある電化製品に人間が触れることで感電して死に至ったり、火災が起きたりする可能性も否定できません。

このようなことを避けるために、接地によって、万が一のことがあった場合でも地面に電気が流れるようにしているのです。

この「接地」は、私たちの日常生活のなかにもみられます。たとえば、洗濯機や電子レンジなどです。ここに取り付けられたアース線と金属棒は、接地の考えに基づいてつけられたもので、感電を防ぐために使われています。なお、避雷針もこの「接地」の考えに基づくものです。

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