GLOSSARY用語集

創エネ

そうえね

解説:

創エネとは、創エネルギーの略で、自らが意識的にエネルギーを創り出そうという考え方です。省エネに関する取り組みとして「省エネ」「創エネ」「畜エネ」の3要素が並列的に用いられることが多くみられます。

一般的にエネルギーは、発電所やガス会社などから提供されますが、創エネの場合は、エネルギーを自治体や企業、一般家庭などで創ることも可能です。

創エネにはいくつか種類があり、それぞれ天然の原料を利用して発電しています。

  • 太陽光発電:屋根などに設置した太陽電池で太陽のエネルギーを電気に変換
  • 水力発電:河川やダムなどで水が上から下に落ちる水の流れを電気に変換
  • 風力発電:風が風車を回すエネルギーを電気に変換
  • 地熱発電:地下水がマグマにより温められ発生した蒸気を電気に変換
  • バイオマス発電:木材チップや家畜排せつ物、食品廃棄物、建設発生木材など動植物由来の生物資源を電気に変換
  • 水素発電:燃料電池を用いて水素と酸素を化学反応させるエネルギーを電気に変換/水素で発電機を回す方式も
  • 海洋温度差発電:海洋表層水と深層水との温度差を電気に変換

一般家庭ではZEH( ゼッチ と呼ばれる「使うエネルギーを全て自身で作り出したエネルギーで賄う家」で創エネが積極的に取り組まれます。そこでは太陽光をエネルギーに変える「太陽発電システム」や水素を使った「燃料電池」が活用されています。

 

【関連するコンテンツ】

バイオマス発電とは? 仕組みとメリット・課題をわかりやすく解説

この用語のカテゴリー

お問合わせはお電話かメールにて承ります。
お気軽にご連絡ください。

0120-60-9444

10:00~12:00、13:00~17:00

※土日祝を除く