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脱炭素社会とは何か?
脱炭素化の背景や課題、実現に向けての取り組みを解説
脱炭素社会とは、「温室効果ガスの排出量ゼロ」を目指す社会のことです。日本を含め、世界で脱炭素化の取り組みがおこなわれています。 この記事では、脱炭素社会とは何か、その背景、課題、脱炭素社会に向けた日本の取り組みについてわ […]
- 省エネ
2024.11.26
エネルギーの高騰化が進む今、省エネ・電力使用の最適化は非常に重要な課題ではないでしょうか。
2024年11月13日、そういった課題に一括でお応えするセミナーが開催されましたので、当日のレポートとともに弊社のセミナー内容についても概要をお伝えいたします。
設備電力最適化・コスト削減のための一括サポートセミナー
下記のうち、どれか一つでも当てはまる方
①電力可視化について知りたい方
②少しでも電力削減をしたい方
③有効な削減事例を聞いて自社に取り入れたい方
④これから削減計画を策定していきたい方
⑤これから削減施策を打とうとしている方(設備導入後の削減効果を見たい方)
【エプソン販売 子田 吉之氏】 設備電力可視化と電力削減策のご紹介
【株式会社エスコ 玉田 耕造】 効果的な電力削減手法と省エネ診断サービス
【株式会社アップルツリー 南谷 幸男氏】 環境配慮型LEDでコスト削減&CO2可視化で環境企業PR
【東京商工会議所 高橋 真史氏】 「Tosho攻めの脱炭素」ご紹介
※登壇順
※写真左から、エプソン販売 子田氏、エスコ 玉田、アップルツリー 南谷氏、東京商工会議所 高橋氏
セミナーは、オンラインとリアル開催のハイブリッド形式で開催されました。
電力の高騰化は、企業にとって大きなインパクトを与える関心の高い課題だったこともあり、オンラインでは200名近い方が参加していました。
エプソン販売株式会社 子田氏からは、設備電力可視化サービスについてのご説明と、あまり知られていないオフィスの電力削減策について具体的にお話されました。
株式会社アップルツリー 南谷氏からは、LEDをめぐる環境市場についてのお話と、環境配慮型LEDについてのご提案をいただきました。
東京商工会議所 高橋氏からは、中小企業の省エネ・脱炭素についての詳細な取り組み状況について数字を交えたお話がありました。
1時間という限られた時間の中で、最大限の情報を持ち帰ることができるセミナーでした。
今後もエプソン販売様・Tosho様でセミナー開催がありますので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
弊社エスコでは、「効果的な電力削減手法と省エネ診断サービス」についての講演をおこないました。
ここでは、弊社発表を一部ご紹介いたします。
発表者 株式会社エスコ 玉田 耕造
LED照明は、ほとんどの業種において電力使用量が多い分野です。そして、「効果的な電力削減手法」と聞いて真っ先に挙げるポイントがLED照明の導入かと思います。
となると「いまさら?」と言われることもあるかもしれません。
しかし、100%LED化ができている建物は、これまでの経験上1割もありません。
LED化するだけで、建物全体のエネルギー消費削減効果は大きく、光熱費削減などのメリットやインパクトが大きいのが特徴です。
また、LED照明に変えてから時間がたっている場合には、新しいLEDに変えるだけでも大きな削減効果が見込めます。なぜなら、LEDも進化しており、最新LEDの消費電力は10年前のLEDの約54%だからです。
また消防が絡む照明器具は、LED照明が解禁されたのは最近のことのため、階段通路誘導灯や、非常照明器具は蛍光灯タイプのままであることが多いのが現状です。
LEDにしたのはずいぶん前の方、まだ蛍光灯が残っている方はぜひもう一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
あわせてご確認ください。
【LEDの寿命】LED照明は本当に10年持つ?故障の原因と交換時期のサイン
照明器具交換が必要な理由とその方法 蛍光灯の場合とLEDの場合を詳しく解説
センサーといえば、人感センサーが思い浮かぶかと思います。
それだけではなく、明るさを自動で制御するセンサーや、不要な時間帯やシーンで減光するセンサーがあります。
人感センサー:約60%削減
明るさセンサー:約30%削減
スケジュール/シーン制御:約20%削減
センシング技術が発達し、センサー付きLEDを活用できる場所は増えてきています。
これまでは、あきらめていたような箇所でも取り入れられないかご確認いただくとよいでしょう。
省エネは「費用をかけずにおこなう」ことも可能です。
費用をかけなくても省エネ効果は軽視できません。
例えば
定期清掃
室内機フィルター、室外機清掃・環境整備して、エアコンの効率を回復させる
→ 冷房時で約4%、暖房時で約6%削減可能
設定変更
適正温度の設定を「省エネモード」にすること。省エネモードは、2010年代半ば以降のエアコンには搭載されているがほぼ活用されていないのが現状
→ 1℃最適化するだけで約10%の削減可能
全熱交換器の適正運用
熱交換器(フィン)の清掃、モード切替運転をすることで、運転に掛かるエネルギーの削減する
→ 普通換気扇と比べ、約20%削減可能
省エネに使える補助金情報をお送りします。
また弊社でも、お客様にもっともマッチする補助金をご案内することが可能です。
ぜひお気軽にご相談ください。
・対象:都内中小規模事業所
・費用:無料
・実施期間:約2ヵ月
無料で自社のエネルギー使用状況と改善方法がわかる診断サービスです。補助金の上限額がアップするなど、東京都実施の助成金申請をスムーズに進めることができます。
・対象:都内中小規模事業所(一定以下のエネルギー使用量の事業所)
・費用:1設備5,500円~
・実施期間:約1ヵ月
低コスト・短期間で省エネの可能性の確認ができるだけではなく、国の省エネ補助金の審査上優遇されます。
詳細は下記からご覧ください。
・対象:全国の中小企業など
・補助対象設備:LED・空調・ボイラー・変圧器・BEMS・人感センサー・その他運用改善工事など
・補助率および上限額:
① 省エネ診断実施済:2/3 上限2,500万円
② ①で省エネ率50%以上:3/4 上限5,000万円
③ 省エネ診断未実施:2/3 上限1,000万円
東京都内の中小企業の実施する省エネ施策への補助をする支援事業です。
省エネ診断実施済みの場合、または、ゼロエミッション化に向けた大きな取組の場合、補助率・上限がアップするのがポイントです。
そのほかにも、補助金はありますので気になる点があれば、お気軽にご連絡くださいませ。
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