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2024.08.26
我が国、日本は非常に地震の多い国です。また、大きな地震も頻発しており、防災意識も高まってきております。
一般的に、マンションは災害に強い建物と言われています。震災時の倒壊や火災時の延焼リスクは木造の戸建て住宅と比較すると低く、有事の際はマンションの中に避難を促す「在宅避難」が求められてきました。
しかし、そんなマンションの中で万一、一部屋でも火が出てしまったら…。
私たちエスコは「マンションから通電火災をなくす!」を合言葉に、これまで4万戸以上に感震ブレーカーを設置してきました。
その取り組みが認められ、ジャパン・レジリエンス・アワードにてエントリー以来4年連続「優秀賞」を受賞しています。
2024年8月25日に発行された「マンション管理新聞」で、芝浦工業大学教授の増田様と、レジリエンスジャパン推進協議会常務理事の金谷様、弊社の不動産営業統括の取締役である後久との鼎談の模様が掲載され、マンションのレジリエンス対策について議論を交わしました。
【略歴】 金谷年展 様(左)
一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会常務理事(2020年7月~現在)
レジリエンスジャパン推進協議会設立発起人初代事務局長
1990年4月株式会社富士総合研究所入社、青森県立保健大学助教授、慶應義塾大学大学院政策メディア研究科教授、東京工業大学ソリューション研究機構特任教授などを経て現在に至る。
・国土強靱化担当大臣諮問機関『ナショナルレジリエンス懇談会』委員
・内閣府『国連防災世界会議に係る国内準備会合』委員などを歴任
増田幸宏 様(右)
2012年5月一般社団法人レジリエンス協会・副会長(~現在)
2018年4月芝浦工業大学・教授(~現在)
2022年5月一般社団法人日本危機管理学会会長(~現在)
建築・都市工学や東京都の在宅避難・マンション防災にも精通。
NHKクローズアップ現代等に出演し、災害に強い都市の在り方について解説
芝浦工業大学教授の増田様は、記事の中で下記のように語っていらっしゃいます。
「生活拠点となるマンションは公共性の高い存在です。災害時は「在宅避難」の必要性が叫ばれております。一部屋でも火を出さないことは重要で、全戸一括の設置は理想と言えますね」
マンションは災害に強い建物です。
それが故に、人命が最優先される災害時には、救助や消火活動の優先順位が下げられる可能性もあります。
だからこそ、そのマンションで万一にも火を出さないために、マンションこそ防災対策が必要なのです。
避難をしている場所が「住居」であるマンションでは、各戸バラバラで対策をしても効果的とはいえません。マンションは、もはやひとつの大きな街であり、都市のインフラと言えます。
マンション全体で防災対策をすることが、今、求められています。
増田様は、鼎談の中で、下記のようにも述べていらっしゃいます。
「エスコの感震ブレーカーが付いているということは安心のサインだと思います。ひとつは、裏付けされた品質の上で防災対策が取れていること。もうひとつ、マンション内のガバナンスという点でも、理事会や意思決定プロセスがしっかり機能していて、規約の整備や運用も適正化されている証と言えますね。」
マンションには、集合住宅ならではの事情も多くあります。
しかし、多くの人が住むマンションだからこそ、マンションの強靭化の取り組みが求められています。
エスコでは、これからも「マンションから通電火災をなくす!」ための取り組みを続けていきます。
鼎談の様子は、下記の記事より是非ご覧ください。
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